芝山つかささんおひつじ座の新月のストーリーリーディング
あなたの祈りが参加費です。
新月の祈り-love earth project-
にようこそ。
神様コンシェルジュ新地亜紀です。
今回は芝山つかささん
おひつじ座の新月のストーリーリーディングです。
亜紀さん、みなさん、こんばんは。
今回も参加させていただきありがとうございました!
新月の祈りの中で見えてきたお話を、
そのまま書き起こさせていただきます。
おひつじ座の新月のストーリーリーディングです。
昔々、私たちの中に、
私たちが生まれた日に贈り物を届けてくれる人がいました。
その彼は、北から南へ、東から西へ、
毎日忙しく立ち働いていました。
休む暇もなく、広い海を越え、高い山を登り、
誕生日当日に贈り物を届けるために
息をつく暇もありませんでした。
彼の背負う大きなかばんには、
毎日たくさんの花やケーキ、
その他のプレゼントが詰め込まれています。
(今日もたくさんの人が生まれた日なんだな・・・)
その荷の重さは、彼の責任の重さでもありました。
けれど彼は、
プレゼントを受け取った人々の笑顔と出会うたびに、
その重さを忘れるほどの喜びを感じるのです。
ある日彼は、一人の少女に誕生日の贈り物を届けました。
少女は、
ありがとう、
とにっこりと笑うと、
無邪気な笑顔のままこう言いました。
「ねぇ、おにいさんのおたんじょうびには、
だれかが代わりにプレゼントを持ってきてくれるの?」
彼ははっとしました。
思えばもう何年も、自分の家に帰っていなかったのです。
(そういえば僕は、自分の誕生日にも働いていたっけ・・・)
目の前の少女は、首をかしげながらずっと彼を見ています。
「ねぇ、おにいさんのおたんじょうびはいつなの?」
「えっと、僕の誕生日はね・・・。」
彼の誕生日はもうすぐでした。
彼は何年ぶりかに、自分の家へ帰ることにしました。
懐かしい自宅の玄関先には、
彼が留守にしていた何年か分の誕生日プレゼントが
山のように届いていました。
どれも同じ形、同じ大きさのダンボール箱です。
彼は、玄関の鍵を開けて、
ひとつひとつの箱を丁寧に家の中へ運び込みました。
「どれから開ければいいんだろう・・・。」
悩みながらも古い日付の貼られた箱から開封していきます。
まず最初に開けた箱の中身を見て、
彼は眉間に皺を寄せました。
「これは・・・、いったいどういうこと?」
箱の中には何も入っていませんでした。
最初の箱だけではありません、
次々に開けていく箱の中は、
どれも空っぽだったのです。
全ての箱を開封し終わった彼は、
急な眠気に襲われました。
その場にくずおれるように横になり、
彼はたちまち眠ってしまいました。
そしてそのまま、朝になっても、また夜が来ても、眠り続けました。
箱の中には、彼が一番必要だったもの、休養が入っていたのです。
それは彼が欲しかった、何よりのプレゼントでした。
彼の夢の中に、たくさんの人々があらわれました。
「おたんじょうび、おめでとう。」
「HAPPY HAPPY BIRTHDAY!」
「素晴らしい一年を!!」
口々に囁かれる祝福に、眠りながらも、
彼の口元には笑みがこぼれていました。
おわり
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今回は珍しく男性が出てきたのでおやっ?と思いました・・・。
そしてなんだか耳の痛いというか・・・、
この国らしさも感じるお話というか・・・、
自分を労わってスタートしたい牡羊座の新月だなぁと感じました。
心強くあたたかい手をつないでもらえて、
今日から素晴らしい新年度へ歩んでいけるような気がします。
お読みくださり、ありがとうございます。
こちらこそいつも素晴らしい
ストーリーリーディングありがとうございます。
つかささんは
京都松ヶ崎にて
アロマ&ストーリーリーディングが受けられる
「オンブレイユ」
というサロンを主催されています。
つかささんのブログは
こちら⇒http://ameblo.jp/ombrelle/
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