芝山つかかさん【新月ストーリーリーディング】
あなたの祈りが参加費です。
新月の祈り-love earth project-
にようこそ。
神様コンシェルジュ新地亜紀です。
新月の祈りに参加して下さった方が受け取った
新月からのメッセージをお届けします。
今回は芝山つかささんです。
亜紀さん、みなさん、こんばんは。
今回もストーリーリーディングさせていただきました。
参加させていただきありがとうございました!
みずがめ座の新月、深すぎるお話が見えてきてしばし呆然でした…。
新月の祈りの中で見えてきたお話を、そのまま書き起こさせていただきます。
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昔々、私たちの中に、ひとりの男の子がいました。
身寄りをなくした男の子は、この世に一人ぼっちでした。
男の子は、いつも迷っていました。
どこへ進めばいいのか、どこを歩けばいいのか、
男の子にはまるでわかりませんでした。
ある時彼は、分かれ道に出会いました。
二つに分かれたその道の入り口には、それぞれに
『正しい道』、
『正しくない道』、
と看板が掲げられていました。
男の子は、その二つの立て看板の前で首をかしげます。
「正しい道と、正しくない道、ってどういうことだろう・・・。」
そう思いながらも彼は、真っ直ぐに
『正しい道』
と掲げられた道の方へ歩き出しました。
『正しい道』7
進んでいくと、男の子はひんやりとした空気を感じました。
誰しもがもくもくと、自分の仕事や作業に集中しています。
「正しさは正義だ。」
そうあちこちでつぶやく声が聞こえます。
「毎日を正しく生きよう。」
真っ直ぐな瞳を持つ人々は、誰も愚痴や文句を言いません。
それなのになぜか、人が人を避けているようにさえ見えて、
男の子は居心地が悪くなりました。
(ここで暮らすのは大変そうだ。)
男の子はそう思いました。
『正しい道』
から引き返した男の子は、
おそるおそる
『正しくない道』
を進み始めました。
『正しくない道』を進むと、
そこは色彩にあふれていました
人々が好き勝手に道路に絵を描いたり、
物を作っては壊したり、自由に過ごしています。
誰もが本音を包み隠さず話し、怒号が飛び交うこともあれば、
大声で笑う人たちもいました。
あるがまま、思うままに生きている人々の姿を見て男の子は圧倒されました。
(ここも、僕の居場所じゃないな・・・)
男の子は、おずおずと来た道を引き返します。
分かれ道の中央に戻った男の子は、長い間じっと考え続けました。
そしてふと、あることを思いつくと、一つの立て看板を作りました。
『正解のない道』
そこにはそう彫られていました。
そして彼は、その看板を
『正しい道』と
『正しくない道』の真ん中に立てかけました。
そこには道はまだありません。
(これからは僕が、自分の力で道を作るんだ。)
体の奥から力がみなぎってくるのを感じて、彼は大きく身震いしました。
おわり
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自分にとって正しいと思っていることでも、
誰かの視点から見たら正しいとは思えないことも
人生の中ではよくあったり・・・。
それでも信じて進むのか、引き返すのか。
そうすることで何が変わるのか。
いろんなメッセージを内包しているお話だな、
と思いながら書き起こしていました。
今月もありがとうございました(*^_^*)
つかささんこちらこそありがとうございました。
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